5月おだやかな日ざしの中ふと見上げますとチャドクガの幼虫が椿の若葉に密集しています。
さあー大変です、夫を呼んで、さわらないように、落とさないように慎重にチャドクガのいる枝を切り取っていきました。
チャドクガの発生を抑えるのにローズマリーを煮出して株もとにまくと木が吸い上げて虫の忌避効果があるということを聞きましたので試してみることにしました。
2日後、椿を見上げ目をこらしてみますと、未だ、います。
チャドクガが発生してからローズマリーの煮ざし汁を蒔いてもダメでした。
薬剤での消毒は根元あたりにふきやみょうが出てきますのでできません。
チャドクガに気をつけながら一枝ずつ切り落としていきましたら上の画像のように殆んど幹と枝だけになってしまいました。
私のすきな白玉椿・一重の山椿・うす侘助、来春の花を見る事はできなくなりました。
調べてみましたら
卵で越冬する毒蛾、5月のゴールデンウイーク頃に孵化、微細の毒針(0.1ミリ)を持っている、これが皮膚に付くと強い皮膚炎を起こす。
予防としては9月から11月に卵を見つけて除去すること、又、木の根元にオルトラン粒剤を撒いて予防することのようです。
私は9月頃から丹念に葉裏を見て回ることにします。