モリンガの葉で豆乳ヨーグルトができました。
モリンガの花は次々と咲くのですが落ちてしまいます。
2013年5月に種を蒔き、冬は我が家で一番暖かい窓辺に置いて育て4年が経ちました。春先には毎年植え替え、今年こそは花から鞘が出来、種ができたらと期待して手入れしていましたが、モリンガはインドのヒマラヤ山麓や熱帯、亜熱帯地域で栽培されている植物。東京ではどうしても無理のようです。
何か良い利用方法はないかと思案していました時に「モリンガは植物の中でダントツに多くソマチットが含まれている」という記事が目に留まり、ソマチットがいるということは酵母や乳酸菌も沢山生息しているに違いない、もしかしたらヨーグルトが出来るのではないか?
思いたったら即実行です。
モリンガの葉、小さな一枝と花も少し使うことにしました。
豆乳を加えて室温、台所の棚に置き、さあーどうでしょう。
前日の夕方から仕込み、早朝には未だ、水っぽかった豆乳が夏の温度の上昇と共に10時ごろにはしっかり固まり豆乳になっています。
やっぱり出来たー。
モリンガの葉を取り除き、早速味見、酸味が強い。
モリンガの葉と花を取り除き、大スプーン一杯を種菌として無調整豆乳500CCを加え室温に置くこと7.8時間しっかり固まっています。
取り出した葉と花は類を見ない有用な成分が含まれているというので食べてしまいました。作っている者の特権かな。
朝食には欠かせない豆乳ヨーグルトは最初エリクサー水で作っていました。
エリクサー水で作った豆乳ヨーグルトちょっと頼りない位のなめらかさ。出来上がるまで時間もかかりました。
春先ヨモギの新芽で
ヨモギで作るヨーグルトは最初ほんのり緑色とヨモギの風味が有りましたが1,2回植え継ぎしていますと風味は無くなりまろやかなヨーグルトになり、固まる力は弱まることなく種菌として使い続けることが出来るほど強い力を持っていました。
昨年自宅で育てていた古代米
固まりますが力は弱いように感じます。
味もまろやかです、本などの情報で玄米から豆乳ヨーグルトを作ると良いということが書かれていますがこんな感じにできるのでしょうか。
ビワの葉
12月から1月頃はビワの葉が充実して薬効が高まるといわれます。ヨーグルトは出来ました、ビワの薬効は入っているかと思われますが種菌として使うのには弱そうです。
スギナの力も強いです。
味はまろやかで植え継ぎを何回繰り返してもしっかりヨーグルトは出来ていました。
ヨモギ・古代米・ビワの葉・スギナで豆乳ヨーグルトを作ってきましたがモリンガの葉で作ったヨーグルトが中でも酸味が強く、9・10回の植え継ぎをしているにもかかわらず固まる力は相変わらず衰えません。
モリンガの葉に付いている、酵母・乳酸菌が豆乳の中でどんな増え方をしているのかと思いますとヨーグルトを食べることは生きているものを頂いているんだなぁと感慨深く、そして感謝していただいています。