10月のキッチンガーデン
秋の花たち
タイワンホトトギス
タイワンホトトギスは、日本では沖縄の西表島にわずかに自生するという、絶滅危惧植物とされています。
園芸栽培されているのは日本固有のホトトギスとタイワンホトトギスの交雑種が多いといいます。我が家のは交雑種でしょう。
わずかしか日光の当たらない乾燥している場所ですが、9月から10月まで長い間、秋を感じさせてくれるホトトギス。私の大好きな秋の花です。
秋海棠(シュウカイドウ)
英語では「hardy begonia」(耐寒性のあるベゴニア)と呼ばれると書かれています。とても丈夫で球根が毎年大きくなって大株となり庭のあちこちで可愛いピンクの花をつけて庭を明るくしてくれます。
トレニア
夏スミレとも呼ばれるトレニアが自分で選んで発芽した場所、良く似合っており、この紫の花はさわやか。毎年こぼれたねで咲いてくれます。
マリーゴールド
春先に苗を植えました、なんて素敵な名前をもらったのでしょう。真っ青な秋空に黄色がますます映えています。
ミニトマト
自家採取したミニトマトの品種は甘っこです。3月に種まきして、夏の間は成長が思わしくないな、と思っていたのですが、10月の今ごろ元気になってきました。花も実も沢山着いています。どこまで実ってくれるの、と思うのですが、この先の寒さが心配です。赤くなったのを頂きながら見守っています。味はトマトのうま味が凝縮しているように感じ、甘くて美味しいです。
そして、種も採取して来年も蒔いてみます。
シカクマメ
自家採取の種、蒔いたのですが芽が出てきません。そうっと掘ってみましたが、蒔いたはずの種(豆)影も形もありません。きっと、小鳥さんがついばんでしまったようです。
毎年、最後に収穫しているシカクマメが無いのはさみしいので、園芸店行ってみました。売れ残りが2鉢、2株づつ入っていましたので4株のシカクマメが手に入り、よかった。これで今年もシカクマメを育てて食べる事ができます。
軒先につる性の豆用のネットが張ってあり、エイトポケットプランターという、大きなビニールプランターに植えています。8月から10月の今ごろまで楽しみ、ブルーのきれいな花もぼつぼつ終わりです。
シカクマメにカマキリが長い間、居続けてくれました。アブラムシなどの駆除をして助けてくれていたのです。ありがとう、カマキリさん。