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ゴーヤを調べていましたらなんと!
本を読んでいましたら、「ゴーヤの含んでいるビタミンC は76mgと非常に多く、ビタミンC を多く含むといわれるキウイでさえ69mgですから、ゴーヤに含まれる量がいかに多いかがわかりますよね」とありました。(※「旬の食材百科」より)
ゴーヤのビタミンC は加熱に強いという特性を持っていて、炒めても壊れにくいようです。それに加えて、ゴーヤを天日干しさせた「乾燥ゴーヤ」は生ゴーヤよりさらに栄養価が高くなり、ビタミンC は10倍になるとありました。カルシウムは15倍とのことでした。(※「ぷち知恵袋」より)
即、試してみる
気になる情報を見つけると、即、試してみるのが私です。家庭菜園から大きくなったゴーヤを採ってきて、薄くスライスしました。中綿には果肉より3倍も多くのビタミンC が含まれているというので種だけ取り除き、炎天下、3時間ベランダで干してみました。しんなりと程よく乾燥したところを、そのまま食べてみました。苦みは少なくなり、少しの甘味が加わった感じです。
今日は茄子と乾燥ゴーヤの味噌いためを作ってみました。 夫、曰く「切り干し大根みたいだね」、確かに生ゴーヤとは違った食感で、苦みはほとんどなく甘味が加わり、いい感じの出来栄えです。たくさん収穫出来たときに乾燥ゴーヤにして置きますと保存もできますし、栄養価が高くなるのは有り難いことです。
夏の定番
夏の定番は、やはりチャンプルです。 エビは自家製塩麹に漬け込んでおきます。卵、ゴーヤ、粉とうふ(高野豆腐の粉)で作ります。
夏によく登場するメニューをもう一品ご紹介。カジキマグロを塩麹に漬け込んでおき、ゴーヤ、キノコ、シシトウ、ピーマン、トマト、タマネギ等にニンニクを加え、オリーブオイルと塩を少々ふってオーブンで焼きます。カジキマグロと夏野菜のオーブン焼き。夏野菜がたっぷり頂けます。
今年の白ゴーヤは4本の収穫でした。貴婦人のような透明な白さと形に惚れ惚れしています。これは絶対に生で、サラダか酢のもので頂いています。
ゴーヤは18世紀ごろから野菜として食されていることが分かっており、中国との関わりがあり医食同源(食事は健康を維持する薬)という考え方が根づいていた沖縄では、暑さバテや夏バテ予防に役立つ食材として親しまれているようです。
生活習慣病予防に
ゴーヤの苦み成分、モモルデシンやチャランチンなどに、活性酸素の生成を抑制する働きやコレステロール低下作用があるそうです。
そのほかに、β―カロテン、ビタミンCなどの抗酸化作用があるビタミンは、毛細血管を丈夫にして血液循環を整え、動脈硬化や血栓予防などに効果が期待されているとのこと。 モモルデシチンとチャランチンは、血糖値を下げる効果が報告されているほか、血糖値の上昇を抑える食物繊維も豊富に含んでいます。(※「SlowBeauty」より)
ゴーヤを医食同源に
以前、夫が会社の健康診断で、血糖値が境界型ですので食生活と生活習慣を見直すように、との指導がありました。
食事の改善と言いましても、その時は現役で働いていて外食も多く、思うようにはいきませんでした。しかし、まず食事の時、野菜から食べることから始め、運動をするように心がけました。また、その頃、ゴーヤ茶が糖尿病には良いという情報を得ましたので、近くの農家からゴーヤをたくさん分けてもらって、ゴーヤ茶を作りました。
作り方は、ゴーヤを薄くスライスして天日に干し、乾いたところをフライパンで乾煎りしてカラカラにします。熱を冷まして、出来上がりです。
こちらを保存しており、通勤時、ゴーヤ茶の煮出したものを持って行っておりました。現在、夫75歳。夫婦共、血糖値も安定して元気で居られるのも、時期の野菜の滋養をたっぷり頂いているお蔭です。まさしく医食同源です。9月に入り、30℃を割り込む日が続き、ゴーヤの木も元気がなくなり、黄色くなった葉が多くなってきました。
ゴーヤさん、今年もたくさんのめぐみを頂きました。ありがとう。