45年の年輪を重ねた梅の樹、大収穫です。今年の梅酵素づくりをはじめます。
梅酵素用、若い青梅
梅干しに先立ち梅酵素用若い梅10キロ収穫。白砂糖は1.1倍の11キロ用意しました。梅の両側2か所を切り落とし、梅、砂糖と交差に漬け込んでいきます。
正しい発酵に導くために、発酵剤の「響魂」をふりかけます。
最後に砂糖で蓋をするようにまんべんなく覆い一日そうっとして置きますと、じんわりと水分が出てきます。
翌日から撹拌、一日2回は混ぜて砂糖を溶かしていますと、梅と昆布の香りが全身にしみこんできます。
ビワの種を蒔いてから10年以上経ち、こんなに実ったのは初めてです。
野鳥を防ぐネットを掛けましたが防ぎきれずに沢山のビワを食べられてしまいました。
美味しいビワですから野鳥さんにもごちそうだったかも。
ビワの果実は皮をむいてしばらく置くと変色してしまいますがこの反応もポリフェノールと酸化酵素によるもの、採りたてを即、梅酵素の中に投入出来るのも自宅にあればこそ、ありがたいなー。
玄関脇のフェンスに絡めて育てているブラックベリー、熟した順に投入、沢山入りました。
ブラックベリーを入れますときれいなピンク色に染まります、目の機能を向上させるというアントシアニンをはじめとしてエラグ酸はメラニンの沈着を防いで美白効果、クエン酸は疲労回復、ビタミンCも含まれています。
仕込み始めてから1か月近く経ち、いい具合に発酵しています。
漉しました。
漉しあがった梅酵素に「海の精」360ccを加え一週間発酵熟成させます。
「海の精」は天然の昆布を丸ごとエキス化した昆布酵素です。雑菌を抑え、不必要の発酵を抑え栄養のバランスを整えます。
陸上の植物だけでは、必須アミノ酸の3つ位の成分はほとんど採れないそうです。例えば、必須アミノ酸は少ない物に合わせて吸収するので、少ない物があると沢山あるものも吸収されないです。海の精を入れることにより栄養のバランスが整い、効果が飛躍的に上がるといわれます。
瓶詰めして出来上がりました。
私達は食事から摂った炭水化物、タンパク質、脂質などの栄素は体内でエネルギーに変わります。この働きを担っているのが「クエン酸サイクル」と呼ばれる「エネルギー生産サイクル」です。
栄養素はこのサイクルでクエン酸など8つの酸に分解され、クエン酸をたくさん摂ると、このサイクルが活発に働きエネルギーがどんどん作られるのです。
又、運動を続けると疲労物質である乳酸が出てきますが、クエン酸サイクルが活性化すれば、乳酸はエネルギーとして利用されるといわれます。
この極暑の夏をクエン酸が沢山ふくまれている梅そしてビワ、ブラックベリー、海の成分がたっぷり含まれている、昆布酵素粉末の「響魂」「海の精」のちからを頂き極暑の夏を乗り切ろうと思っています。