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森林や木をテーマにした映画祭
木暮人国際映画祭は、木暮人倶楽部が実施する森林や木をテーマにした映画上映イベントです。
森林や木をテーマに内包した映画や映像を広めることにより、特に一般の方々に森林や木をもっと身近に感じていただく目的で開催いたします。
本年度も昨年同様、会場来場者の投票により賞を選ぶコンペティション形式で行い、選考委員会を経て選出された作品の上映と関係者のティーチインを行います。
また、11月28日~30日に中野区にて行われる新人監督映画祭2014との企画連携によるパネルセッション「クリエイティブが社会に果たす役割」も同時開催します。
はじまり
2012年9月に、長野県富士見町で行われた第1回木暮人祭りの際に開かれた「第1回木暮人映画祭」を皮切りに、森林や木に特化したテーマの作品だけを毎年連続的に上映する世界でも珍しい映画祭!
そのときは、一般に上映作品3本のみ(『鬼に聞け』、『森聞き』、『道 ~白磁の人~』)が上映されましたが、翌年2013年にはプロやアマチュアを問わず、映像作品を広く世界から一般に募集し上映する形式で開催し、「木暮人国際映画祭」となりました。国際映画祭としては今年は2回目になります。
木暮人国際映画祭2014
上映予定作品
ドキュメンタリー映画 「うみやまあひだ」予告編
10年間伊勢神宮を撮り続けてきた写真家・宮澤正明が、遷宮、神宮の森の美しい映像をベースに、隈研吾氏、北野武氏、小川棟梁など、12人のレジェンドに、伊勢、森、日本について聴いた、日本初4Kドキュメンタリー映画予告編。
映画 「WOOD JOB!(ウッジョブ) ~神去なあなあ日常~」DVD宣伝用CM(CM、日本)
ひょんなことから1年間の林業研修プログラムに参加することになった都会育ちの青年が地元に生きる様々な人との出会いの中で、次第に林業の魅力に気付き成長していく様を描いた、青春エンタテインメント映画『WOOD JOB!(ウッジョブ)~神去なあなあ日常~』のDVD宣伝用CM。
「本ふじ ‐元葉山別荘の和食料理屋 」
(ドキュメンタリー、日本)
監督;スティポン・K
葉山御用邸近くの日本料理屋「本ふじ」は、現女将の父親である金融家が第二次世界大戦直前に、様々な木材にこだわって建てた家。ある建築家に、「木の博物館」とも言わしめた。その家の戦前から戦後に至る歴史と日本の食文化に女将本藤裕子が思いをはせる。
「熊野の森からの贈り物 〜父から子に贈る木のタイムカプセル〜 」
(ドキュメンタリー、日本)
監督;水野雅弘
「熊野の森のタイムカプセル」は、森の温もりと循環を願い、熊野本宮大社で毎年4月に行われる「湯登神事」をヒントに生まれた。親から子へ、子から孫へと受け継がれ、平安時代の「熊野詣」が現代に甦り、それが日本の森の再生に繋がっていくことを願う。
「INFOMが目指すコト ~森が人を癒す 」
(ドキュメンタリー、日本)
INFOM(International Society of Nature and Forest Medicine)の設立目的や今後のビジョンを会長である今井通子先生のインタビューを中心に、専門医たちの研修会の模様を交えて紹介するドキュメンタリー作品。
「2014年度森林セラピー実験at木曽」
(ドキュメンタリー、日本)
2014年8月29日~30日に、森林セラピー発祥の地、信州木曽・上松の赤沢自然休養林にて行われた千葉大宮崎良文教授の実験の模様とその成果の一部をレポート。
コマ撮りアニメ―ション 「キビタンとたまご」
監督:ワタナベサオリ
緑豊かな大地に立つキビタン(福島県公式キャラクター)。飛び立つ先々で目にするのは、木の家でたまごを大事そうに抱えて暮らす夫婦や、咲いたばかりの新しい命を見守る子供。命や自然の未来を大切に思いたい、という内容に仕上げました。
「Other Side of Bangkok」
(ドキュメンタリー、タイ)
監督;タナコーン・マハビトゥーン
外国人は勿論、タイの人々でさえ知らない、誰も言わなかったバンコクの別の顔をお見せしましょう。
「WORMY」
(アニメーション、日本)
監督;水井翔
「古書は」一人の作家によって書かれ、多くの人に読まれて来たもの。そこには書いた人読んだ人の「意志」があり「命」そのものであるという解釈から「とじて ひらく 言葉のいのち」をテーマに制作。モチーフは日々感動を与える身近な森林の風景。
「杉ロック」
プロモーションビデオ(ミュージックビデオ、日本)
監督;川邉裕二
三重県で活躍しているバンド「ネギロック」が歌う楽曲「杉ロック」の力強いロックサウンドに乗って、“林業の誇り”や“森への思い”を、木こりの大先輩が背中で静かに熱く語る。
「世界に広がる森林セラピーの可能性 ~エビデンスから病気の予防へ 」
(ドキュメンタリー、日本)
これまでの研究成果のエビデンスを元に森林の持つ免疫効果やストレス低減効果をINFOM事務局長の日本医科大学の李卿准教授が解説。森林が持つ病気に対する予防効果や今後の可能性などにも言及。
「癒し水」
(ドラマ、日本)
監督;フィル・メッキー
「そこにあったのは癒しであった」。都会の少女が、癒しと安息を求めて自然を訪れるストーリー。
木暮人倶楽部とは
動員対象は、林業関係者、木造建築関係者、コンテンツ関係者、学識者をはじめ、本映画祭に対して意識の高いマスコミ関係者やクリエイター、一般人、学生などの広域層です。
森林や木の有効活用が、森林の保全・管理・経営に結びつくという意識啓発並びに、風土や環境に根ざしたさまざまな映像作品が世界から集まることで、わが国の木の文化を共有し、わが国と海外特にアジアとの文化交流にも貢献したいと考えております。
イベント詳細
第2回木暮人国際映画祭2014
日時
平成26年11月23(日)12:00~17:00
<上映>12時30分~16時
第2回木暮人国際映画祭2014エントリー作品の上映と関係者のティーチイン。
20作品程度を予定。
<結果発表>16時~17時
木暮人国際映画祭2014の各賞の発表及び表彰式及びアンコール上映
会場
港区立神明いきいきプラザ体育館 東京都港区浜松町1-6-7 03-3436-2500
寄与駅;JR浜松町駅より徒歩5分
入場料;無料
主催
一般社団法人木暮人倶楽部 (ホームページ http://www.kogurebito.jp )
協力
株式会社ヒットコンテンツ研究所、オフィス カレイド、NPO法人シネマ産業創造研究所
後援
林野庁、港区、公益社団法人日本中国友好協会、一般社団法人日本林業経営者協会、一般社団法人日本ログハウス協会、一般社団法人BCI戦略研究所、新人監督映画祭2014実行委員会、デジタルハリウッド大学大学院