キャベツ:『ファーーック、葉っぱ食われた!コナガ虫の野郎!』
『おーーーい、コナガコマユバチやーぃ、コナガの野郎やっつけとくれー!』
コナガコマユバチ:『しゃーないなぁ、おりゃ!』
こんな感じでコナガの野郎はコナガコマユバチに寄生されて死にます。
キャベツはなんと自分の葉っぱを食べる虫の天敵を『SOS』信号で呼び出すんですね。
しかも、
葉っぱを食べる虫によって『SOS』信号を使い分けるからこれまたスゴイ。
ちなみに植物が放つ信号の正体は「みどりの香り」と呼ばれる
炭素数6個のアルコールやアルデヒト、テンペル類といった
発揮性の化学物質らしい。ここらへん話はよーわからんが…
そいった情報をまわりの植物で共有したり、植物同士で縄張り争いしたり・・・
してるらしいんです!!!
いやー、50年前、100年前に『植物が会話しとる!』なんてゆーたら、
『コイツだいじょぶか??』
の対象になりかねなかったけど、
『微量物質の検出技術の向上や、シロイズナズナでゲノム(全遺伝情報)解読が終わったことで、この10年で研究が大きく進んだ (←山口大教授・植物生理学)』
だそうです。
『会話』の全容解明には時間はまだ要するらしいが、これで農薬に頼らず、植物を虫の害から守れるかも!